The CentOS Logo Vertical Version With Registered Trademark

前回やっとCentOS7を使えるようにしましたので、 今回はまず手始めに、Guest Addtionsをインストールしてキャプチャを自動切替したり、デスクトップ環境を切り替えたりしてみます。

これまでのまとめとしてはこちらを参照下さい。

ブログ執筆時点の情報に基づいて書いておりますが、バージョンの違いやアップデートなど、環境の違いなどで、記載通りに動作しない事もあり得ます。

実際に操作・構築する際は自己責任において、概念・概要を把握する参考としてご活用ください。

Guest Addtions CD

「Guest Addtions CD」からゲストOSを操作しやすくするためのソフトをインストールします。これによりキャプチャの自動切替が可能になります。

VirtualBoxの「デバイス」→「Guest Addtions CDイメージの挿入」を選択します。

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これは「ゲストOSの仮想マシンにCDが挿入される」という動作です。確認メッセージが表示されるので「実行する」をクリックします。
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するとインストールが始まります。
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終了すると、ゲストOSでマウス統合がサポートされている旨が通知されます。挙動を試してみてください。
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デスクトップ環境の切り替え

今回のCentOSのインストールでは、GNOME Desktop(グノーム デスクトップ)を選択しましたが、CentOSで動作するデスクトップ環境は他にもいくつかあります。その中でもGNOMEと双璧をなすのがKDE(ケーディーイー)です。こちらをインストールして切り替えてみましょう。

インストールするにはネットにつながっていることが必要ですので、右上の電源アイコンをクリックして、Ethernetをクリックしてネットワークに接続しましょう。

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次にGNOMEのメニューからアプリケーション→システムツール→アプリケーションインストーラーを選択し、検索窓でKDEを検索してみます。
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「KDEシステム設定」が検索されますので選択してインストールをクリックします。
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再起動してサインイン画面の設定アイコンをクリックすると、「KDE Plasma Workspace」が選択できるようになっています。
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選択してサインインすると、タスクバーが下側にあるスタイルのKDEデスクトップが立ち上がります。
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GNOMEとKDEどっちがいいかは、好みでしょうか。

ここまでのまとめ

  • Guest Addtions CDのインストールでマウスとキーボードのキャプチャが自動切替になる。
  • ネットワーク接続を有効にすれば、色々なソフト・ツールをインストールできる(もちろんブラウザでネットもみれます)
  • デスクトップ環境を複数インストールしておいて切り替えられる。

今回で、仮想化環境でCentOSマシンを自由に操作できる環境が完全に整いました。いよいよ次回からCentOSそのものに触れていきます。それでは!