こんにちは、じょえずです。
今回は実行環境構築の準備としてCentOSそのものをダウンロードしてみます。
CentOSのインストール先としてはWindows上に仮想化環境を想定しており、前回は仮想化ソフトVirtualBoxのインストールを行っていますので、これまでのまとめとしてはこちらを参照下さい。
ブログ執筆時点の情報に基づいて書いておりますが、バージョンの違いやアップデート、環境の違いなどで、記載通りに動作しない事もあり得ます。
実際に操作・構築する際は自己責任において、概念・概要を把握する参考としてご活用ください。
ダウンロード
まずはCentOSプロジェクトのダウンロードページにいってみましょう。
「DVD ISO」「Everything ISO」「Minimal ISO」と3種類のボタンがありますね。これらは、現在(2016年末時点)での上位バージョンであるCentOS7のダウンロードページへのリンクボタンなのですが、それぞれISOイメージで提供されています。
この3種類のISOはそれぞれ何かといいますと、
「DVD ISO」
これは普通に標準的なパッケージです。
「Everything ISO」
これは標準的なCentOS 7サーバー環境に必要なパッケージ以外に、さらに追加の機能を実現するためのパッケージを含めたものです。
「Minimal ISO」
これは必要最低限のパッケージをインストールするメディアです。必要最小限のパッケージのみで環境が整備されますので、Windowベースのデスクトップ環境なんかは含まれません。機能が限定的なサーバー構築なんかに向いてるかもです。
まぁ普通に「DVD ISO」を選択して問題ないと思います。
ちなみに、他のバージョンをインストールしたいときは上記ダウンロードページの下の方の「More download choices」というリンクをクリックするとバージョン5とかバージョン6が選択できてダウンロードできます。
今回はバージョン7を使って解説しますので、そのまま「DVD ISO」ボタンをクリックしてください。以下の画面になります。
ミラーサイトがたくさんでていますが、一番上で問題ないでしょう。クリックするとダウンロードされます。ダウンロードされたISOイメージは4GBありますが、通常はこれををCDやDVDに焼いて、そのCDやDVDでPCを起動してインストールします。
ただ今回は実際のPCにインストールするのでなく、virtualbox上の仮想環境にインストールします。
virtualboxではISOイメージファイルをそのまま読み込めますので、これで準備は完了です。
ここまでのまとめ
- CentOSはISOイメージで提供
- 「DVD ISO」「Everything ISO」「Minimal ISO」の3つがあるが、「DVD ISO」でいいでしょう。
- VirtualboxではISOイメージをそのまま使える
次回はいよいよWindows上にvirtualboxを使ってCentOS7の仮想マシンを構築します。それでは!