midashi011
Googleアナリティクスでは、サイトを訪れたユーザーの行動や訪問経路を解析し、アクセス数やリピート率のアップを検討するのに必要な情報・データを提供してくれるツールです。
あくまでも、その課題や施策を導き出すたのはサイト運営者自身となるのですが、Googleアナリティクスが提供する情報をどう読み取ればいいのか、そのアクセス解析の基本を確認していきます。

ユーザーサマリー


「Googleアナリティクス公式サイト」から「ログイン」をクリックすると、「Googleアカウント」のログイン画面になるのでログインします。すると下記の「ユーザーサマリー」のレポート画面になります。

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「ユーザーサマリー」はサイトにアクセスしているユーザーの情報をサマリーしています。
主な項目は
  • セッション:訪問数
  • ユーザー:訪問者数
  • ページビュー数:ページが閲覧された合計数
  • ページ/セッション:1つのセッションの間に表示されたページの数
  • 平均セッション時間:1つのセッションの間にユーザーが滞在していた時間
  • 直帰率:サイトに訪問したユーザーが、別のページを見ずにそのまま帰ってしまった比率
  • 新規セッション率:新規訪問の比率
となっています。
ユーザとセッションですが、アナリティクスのヘルプに
ユーザーによる初めてのセッションが発生すると、セッション数とユーザー数はともに 1 回ずつカウントされます。その後、同じ期間内に同じユーザーによって新たなセッションが発生した場合には、セッション数は加算されますが、ユーザー数は加算されません。
と説明されています。
グラフはデフォルトでセッションの推移と、新規訪問とリピーターの比率になっていますが、他の項目に切り替える事もできます。

集客サマリー


集客のチャネル(流入経路)や割合など、訪問者がどこからどのようにサイトへたどり着いているかが分かります。

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チャネルの種類としては
  • Direct:URLの直接入力やブラウザのブックマークなど、直接的な流入
  • Referral:リンクからの流入
  • Organic Search:検索エンジンからの流入
  • Social:ソーシャルメディアからの流入
になります。上記キャプチャの時点では、じょえずブログはまだソーシャルからの流入がなかったですね。

デフォルトではチャネルを表示していますが、参照元のサイトやメディアなどに表示を切り替える事ができます。

行動のサマリー


ユーザーがサイト内でどのように行動したかが数値でわかります。

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閲覧数の多いページと、その全体に対する比率が表示されていますが、左メニューから「行動フロー」を選択すると、
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上記のように、ユーザーがどのページから入って、次に何を見て、どこでサイトから抜けて行ったか、などがビジュアルで見る事ができます。

まとめ


以上が解析の基本というか一番初歩的な情報の見方です。これだけでもかなり有益な情報を読み取ることができますね。
実際にはこの他にも様々なレポートや他ツールとの連携など、多彩な内容が用意されているようです。
たとえば、各ページに閲覧の目標を設けてその達成率を管理したり、アドセンスやアドワーズと連携したり、いろんなビジネスシーンでの活用が想定されています。

残念ながら、じょえずブログは、現時点で課題を抽出できるほどのアクセスデータがまだまだ少なく、活用しきれていませんが、今後、解析や施策、その効果などがご報告できるようがんばっていきます。それでは!