midashi008

こんにちは、じょえずです。
Google検索にウェブサイトを最適に表示させるためのツールとして、10年近く提供されてきた「Googleウェブマスターツール」の名称が「Google Search Console」に変更されました。

じょえずブログでも前回まで扱っていたテーマでしたので、名称変更に関わる内容を紹介します。

ウェブマスターからより多くのユーザへ

日本版「ウェブマスター向け公式ブログ」では、ウェブマスターツールをさらに便利なサービスにするために、昨年利用ユーザーに対して「どのような立場で」「何を目標とされているか」についての調査を行ったとして上で、

その結果、従来のいわゆる「ウェブマスター」は、ウェブマスター ツールのユーザーの一部でしかないということがわかってきました。ウェブマスター ツールは、小規模事業主から、SEO の専門家、マーケティング担当者、プログラマー、デザイナー、アプリ デベロッパー、個人のサイト運営者、そしてもちろんウェブマスターまで、さまざまな方々にご利用いただいていたのです。すべての方々に共通していたのは、「作ったものをオンラインで公開したい、Google 検索ですぐに見つかるようにしたい」という気持ちでした。そこで、Google ウェブマスター ツールの名称を Google Search Console に一新し、Google 検索に関心を寄せるすべての方々を対象にサービスを提供することになりました。
と報告していました。

「ウェブマスター」が使う「ツール」だから「ウェブマスター ツール」だったのですね。だから「ウェブマスター」と「ツール」の間にスペースが入っていたのですね。今さらながら、当たり前の事に感心してしまいました。

だからこそ、その利用者が「ウェブマスター」だけでなく、SEOの専門家、マーケティング担当者、プログラマー、デザイナー、アプリデベロッパー、個人のサイト運営者など、多種多様なユーザに広がっているならば、それはもう「ウェブマスター」ではない、と。
しかもそれら多種多様なユーザの目的が「作ったものをオンラインで公開したい、Google検索ですぐに見つかるようにしたい」との想いで一致しているならば、多種多様なユーザが利用して良いじゃないか、ウェブマスターじゃなくたって良いじゃないか。ならば、それにふさわしい名称に変えようじゃないか。

少し大げさですが、そんな風に、若干感激しながら受け止めてしまいました。
そのツールの目的やコンセプトに即したネーミングポリシーというか、ちょっと感服です。

今後もサービスを充実

名称変更当初は、ウェブマスターツールのホーム画面上の表記が「ウェブマスターツール」から「Search Console」に変わってだけでしたが、数日間で既にヘルプの表記も変更されているようです。

Googleは「ウェブマスターの皆様をはじめ、さまざまなタイプのユーザーの皆様に」として、
今後数週間でサービスの変更を順次公開していく予定であるといっておりました。

じょえずブログはまだまだ「ウェブマスターツール」を使いこなしているとは言えませんが、新たなサービスの中身が楽しみです。早く使いこなして、その成果をお伝えできるようがんばります。それでは!